三鷹の森ジブリ美術館（三鷹市下連雀1）は12月5日、今年7月から公開中の映画「ゲド戦記」の挿入歌「テルーの唄」を歌う手嶌葵さんのライブを行う。

　手嶌さんは1987年福岡県出身で、2003年よりアマチュアミュージシャンとして地元福岡で音楽活動を始めた。2005年に福岡で行われたイベント「日韓スローミュージックの世界」出演の際、手嶌さんの歌声を聞いた宮崎吾朗監督により同映画へ声優、歌手として抜擢され注目を集めた。

　同ライブでは映画のイメージアルバム「ゲド戦記歌集」（今年7月リリース）に収録された楽曲を中心に、アルバムの作曲を担当した谷山浩子さんをゲストに迎えて上演するほか、イベント終了後1時間ほど、クリスマス装飾を施した館内を参加者に開放する。

　同美術館担当者は「クリスマスシーズンの、いつもとはまた少し違った雰囲気の中で、手嶌さんの澄んだ歌声に浸ってもらえれば」と話している。ジブリ美術館では同ライブへ三鷹市民＝120人、一般＝120人の計240人を招待する。申し込み方法はハガキに住所、名前、連絡先などを記入の上、同美術館宛てに郵送。11月15日必着。

三鷹の森ジブリ美術館