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アンデルセンの童話を朗読とフルート生演奏で-三鷹のカフェで「音噺の会」

朗読とフルート生演奏による「音噺の会」

朗読とフルート生演奏による「音噺の会」

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 三鷹台のギャラリーカフェ「オガワカフェ」(三鷹市井の頭1、TEL 0422-45-2110)で1月28日・29日、朗読とフルート生演奏のコラボーレーションによる「音噺(おとばなし)の会」が開催される。

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 今回が1回目の開催となり、ハンス・C・アンデルセンの代表作「雪の女王」を披露する。朗読は女優の杉村理加さん、フルート演奏は古川仁美さんが担当。

 演劇・ミュージカルやコーラス、声優など幅広く活躍する杉村さん。宮本亜門さん、栗山民也さんの演出作品や森公美子さんのステージにも出演。昨年はNHKで永井荷風「アメリカ物語」の朗読を担当し、同カフェでも「セロ弾きのゴーシュ」を朗読した。

 フルート演奏者の古川さんは東京芸術大学卒業後、数多くのオーケストラ、ソロコンサート、オペラ、バレエ、ミュージカルなどで幅広く活動。2002年には、英国王立音楽院に留学、2004年同音楽院を卒業し、国内外で意欲的にコンサートを行っている。昨年秋にフルート、ピアノ、ファゴットによるCD「庭をわたる風」を発売した。

 「雪の女王」は長編のおとぎ話。今回はささきたづこさんが訳した絵本をベースに、話を分かりやすくするために杉村さんが物語を再構成したという。

 同店の小川さんは「目を閉じると絵本のページをめくるように、物語のシーンが鮮やかにまぶたに浮かぶ」と話す。「静寂に響く肉声とフルートは、映像がない分、想像力をかき立てる。ライブならではの緊張感と空気感、そして時折見せるユーモアは、子どもも大人も楽しめるエンターテインメント」とも。

 開催時間は28日=19時~、29日=18時。参加費は2,000円(1ドリンク付き)。各回定員30人で予約制。予約は店頭または電話にて受け付ける。同日、イベント限定のスペシャルメニューも用意する。

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