毎年8月に高円寺で行われる「東京高円寺阿波おどり」が、今年で50回目を迎える。
高円寺阿波おどりは1957年、高円寺パル商店街振興組合に発足した青年部が、商店街の活性化と同部発足の記念行事としてはじめたもの。4年後の1961年頃には阿波踊りの発祥地、徳島との交流もはじまり、スタート当初2千人ほどだった動員数も、9回目を迎える1966年には28万人もの観客を動員する高円寺の街を上げての一大イベントとなった。平成(1989年)に入り祭りの規模はさらに拡大し、現在では毎年約120万人の観客を動員している。
今年は8月26日と27日の2日間の開催予定。場所はJR高円寺駅を間にして南北に広がる3つの商店街のほか、駅前、神社や同駅の南側に伸びる高南通りなど8カ所の演舞場で、約188団体(連)が参加する。
同祭りを運営する「NPO法人東京高円寺阿波おどり振興協会」では50回目を記念して地域限定「ご当地キティ」の高円寺阿波踊りキティちゃんのついたストラップを製作。50周年バージョンとして緑色の阿波踊り用の法被を着たキティちゃんの人形に「50thAnniversaryと書かれたプレートが付く。定価は500円。高円寺の各商店街のみで販売している。