吉祥寺在住、不思議な動物「フェネック」の3兄弟の成長が一冊に

マーブルトロンから発売された「フェネック3兄弟と井の頭便り」(1,680円)

マーブルトロンから発売された「フェネック3兄弟と井の頭便り」(1,680円)

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 マーブルトロン(杉並区梅里1)は4月28日、「フェネック3兄弟と井の頭便り」(1,680円)を刊行した。

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 著者は井の頭自然文化園&飼育係の永田典子さん。同園は、吉祥寺から徒歩10分にある施設で、ゾウのはな子やモルモットのふれあいコーナー、ツシマヤマネコが人気。永田さんは、1995年、多摩動物園から同園へ。フェネックの人工哺育を手がけるチームフェネックのリーダーでもある。

 同書は、井の頭自然文化園で暮らすイヌ科の中で最も小型の動物、「フェネック」の3兄弟の成長を追った写真本。飼育係が撮った生後まもない姿、撮りおろし写真、同園を取り囲む武蔵野の自然の風景を掲載。3兄弟の哺育日誌や成長過程のエピソード、同園のフェネック家系図なども紹介する。

 フェネック3兄弟は、2008年11月生まれ。「マッチ」「トシチャン」「マッチ」と名づけられ、現在は姉「ウメコ」「マツコ」の獣舎で過ごす時間が増えている。

 編集担当者は「武蔵野の森の中にある動物園で暮らす、フェネック3兄弟のさまざまな表情を詰め込んだ。飼育係が撮影した写真を多数使用したので、普段動物園では見ることができない貴重な赤ちゃんフェネックの姿も見ることができる。動物が好きな人はもちろん、吉祥寺という街が好きな人にも手に取ってほしい」と話す。

 同社は同日、「週末ゆるり旅 沖縄編 自分をリセットする、心地よい場所探し」(1,680円)、「ズボラさんのお弁当。キャベツ、卵、ひき肉から。便利な『材料引き』おかず辞典」(1,575円)も併せて発行した。

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