JR東日本八王子支社(八王子市)は3月7日、同社が行う「中央線沿線価値向上プロモーション2008 ~中央線が好きだ。~」の一環で、井の頭自然文化園(武蔵野市御殿山1)がロケ地となった新ポスターの掲示を開始した。
同プロモーションでは、多くの人が暮らす中央線の魅力をさまざまな角度から発信するほか、新型車両の導入や魅力ある駅づくりなど、同支社の取り組みを伝えていく。今回は、ポスターのロケ地となる「中央線のおすすめスポット」と出演者を郵送とインターネット上で公募した。募集期間は昨年7月1日~8月31日までの2カ月間。総数282通の応募があり、第4弾となる同ポスターのロケ地に、吉祥寺生まれの田辺さんが推薦した「井の頭自然文化園」が選ばれた。
井の頭自然文化園のはな子をバックに、同園のエピソードと「好きな人ができたら、必ずここへ連れてくる。それが幼い頃からの、ゾウのはな子との約束でした。」と記載されたポスターは、JR中央線の新宿駅~高尾駅の主要駅、コンコースや通路などに掲出する。
第1弾のロケ地は「野川公園」(三鷹市、掲出=昨年9月25日~)、第2弾は「三鷹跨線橋」(三鷹市、同=昨年11月28日~)、第3弾は「いちょう小路」(杉並区、同=1月20~)。参加型のポスターは今回で終了。
「中央線が好きだ。」ホームページでは、過去のポスターの壁紙ダウンロードが可能なほか、ロケ地リポート、ポスター撮影の裏側の様子などを公開する。
同支社の担当者は「中央線沿線はどの街にも個性があり、豊かな自然など多くの魅力にあふれている。たくさんの人が、憩い、働き、学び、暮らすこの沿線の良さをわかりやすく伝えていきたい」と話す。