吉祥寺経済新聞2008年上半期PV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのは、「吉祥寺タワレコ跡に大型古着店『HANJIRO』-オリジナル商品も展開」だった。
ランキングは、2008年1月1日~6月30日に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもので、新店オープンや個性的な営業を行う店舗記事が上位を独占する結果になった。上位10位のランキングは以下の通り。
1. 吉祥寺タワレコ跡に大型古着店「HANJIRO」-オリジナル商品も展開(3/4)2. 沖縄の人気タコス店「タコス屋」が吉祥寺に-沖縄県外初出店(4/7)3. 吉祥寺のハンモック・カフェでNY在住アーティストの映像イベント(3/18)4. インテリア店「ウニコ」が吉祥寺に出店-オリジナルファブリックも充実(1/29)5. 吉祥寺の老舗焼鳥店「いせや総本店」新装開店-初日は500人来店(6/5)
6. 吉祥寺に「佐世保バーガー」カフェ-アルコール類も提供(5/7)
7. 長さ35センチの「新三鷹バーガー」-ジョージキング、改良重ね販売へ(3/14)
8. 「いせや本店」再開の勢い衰えず-1日平均500人を超える人気に(6/12)
9. 吉祥寺南口に「メキシコ食堂 モンド」-本場のタコス料理を提供(4/16)
10. 吉祥寺にヤマダ電機「LABI吉祥寺パソコン館」-関東地区6店舗目(4/23)
1位はヨドバシカメラへの出店によって空室となったビルに新店舗を出店した、大型古着店「HANJIRO」の記事。広域吉祥寺圏にとってヨドバシカメラの存在は大きく、去年から同店絡みの記事はアクセス数の伸びが大きかった。同店開店1周年の記事は6月20日アップにもかかわらず30位内にランクインするなど、注目度の高さを示した。
個性的なメニューを取りそろえる飲食店の出店記事もアクセス数の伸びが良く、2位・6位・7位・9位には、独特なタコスやハンバーガーを提供する店舗の記事がランクイン。なかでも7位の「新三鷹バーガー」は同メニューが初登場したときから人気を集め、改良されたメニューにも大きな注目が集まった。
上半期でもっとも注目を集めたのは「いせや」のリニューアルオープン記事。6月の記事にもかかわらず5位と8位にランクインするなど、吉祥寺を代表する飲食店として高い人気を保っている。同店は、バーチャル店舗がセカンドライフ内に出店したり、旧店舗の絵画展が行われるなど、さまざまな形で話題を集めた。
吉祥寺は、大型店の出店や大手百貨店の堅調な営業に加えて、個性的な品ぞろえや独特なサービスを提供する個店などに支えられ、独自の地域文化をさらに発展させており、「住みたい街No.1」に連続選出されていることからも、今後の動きに注目せずにはいられない存在となっている。