大学・行政・企業・NPOの連携組織「学術・文化・産業ネットワーク多摩」は、多摩・武蔵野地域初となる地域づくり検定「知のミュージアム多摩・武蔵野検定」の第1回の検定試験を10月26日に実施することを発表した。現在、受験の申し込みを受け付けている。
同検定は「地元を愉しも。タマケン。」をキャッチフレーズに、検定を通じて多摩、武蔵野を知り、地域に対する愛情と誇りを醸成していくことで地域活性化につながる人間を育てる、地域づくり、人材づくりを目標としている。
検定内容は自然・地形・歴史・文化遺産・産業・教育・文化など、多摩、武蔵野に関するさまざまな事柄を出題する。出題形式は択一式で、100問以内。制限時間は90分。正解率70%以上で合格となる。多摩、武蔵野にある大学などの施設が会場となる。今年は3級のみだが、2009年は2級、ジュニア検定、2010年には1級の試験も実施予定。
3級合格者には、大量の専門書、学術書を有する、多摩・武蔵野地域の大学図書館の利用権、多摩地域の美術館、博物館、アミューズメントパークなどの入館・入園料の優遇などの特典を用意する。