ヨドバシカメラは6月27日、「ヨドバシカメラマルチメディア吉祥寺」(武蔵野市吉祥寺本町1)の営業開始日を「6月29日に決定した」と発表した。
出店場所は、三越と大塚家具が撤退した地下1階地上8階建ての「旧近鉄ビル」で、新施設名は「Yodobashi-Kichijoji」となる。売り場総面積は2万1,000平方メートル。そのうちのヨドバシの店舗面積は、都内では「マルチメディアAkiba」(千代田区)に次ぐ規模の約1万4,000平方メートル。初年度の売り上げは約200億円を目標に据える。
ヨドバシカメラは地下1階〜地上5階で展開。地下1階はOA周辺機器、消耗品、ソフト、書籍、1階はパソコン、携帯電話、2階はカメラ、時計、理美容、3階はAV(薄型テレビ、デジタルオーディオ)、4階は家電(省エネエアコン、冷蔵庫、洗濯機)、5階はゲーム、玩具、CD、DVD、自転車など、全部で70万点の商品を取り扱う。
6・7階には「ユニクロ」「タワーレコード」「GLOBAL WORK」「メガネの愛眼」「貴和製作所」「ABC-MART」「ビッグヴィジョン」など、物販専門店のテナントが出店。8階はレストランフロアで、「Chanko Dining 若」「ノラの台所」「先斗入ル」「焼き肉の牛太本陣イースト」「鶴橋風月」「しゃぶしゃぶ但馬屋」「XI’AN」「おふくと虎吉」「海鮮処 寿し常」「ごく らーめん」「韓のおしり」「Cobara・Hetta」「万豚記」が出店する。地下2階〜3階は約150台を収容する駐車場。
29日からの営業は「ヨドバシカメラマルチメディア吉祥寺」のみで、6、7階の専門フロアと8階のレストラン街は、7月6日にグランドオープンする。
営業時間は、地下1階~7階は9時30分~22時、8階のみ11時~23時。無休。