![コピス吉祥寺外観](https://images.keizai.biz/kichijoji_keizai/headline/1488176584_photo.png)
複合商業施設「コピス吉祥寺」(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-27-2100)が3月30日、リニューアルオープンする。2010年の開業以来、同施設にとって初の大型リニューアルとなり、吉祥寺初出店の33店舗をはじめ78店舗が新規出店する。
広報担当者は「開業以来、地域に根付いた施設として運営してきた。近年の著しいライフスタイルの変化に合わせ、さらに街に根付き、吉祥寺のコミュニティーの場として使われる空間・施設づくりを目指した」と話す。
3月1日に一部先行オープンし、「食のスペシャリティフロア」として展開する地下1階ではスーパーマーケット「三浦屋」を増床。焼きたてパンの販売スペースやイートインコーナーを設けるほか、吉祥寺初出店となる「但馬屋珈琲店」は挽きたてコーヒーをネルドリップで提供する。キッズフロアは3階から5階に移設。ロングセラー絵本「はらぺこあおむし」で人気のエリック・カールの世界を体感できる「エリック・カール プラザ」や、ママ向けの子育て学校「mamagaku」を展開する。3月17日には、キッズの遊び場「しろたんフレンズミュージアム」がオープンする。
グランドオープンは3月30日。1階にはニューヨークに本店を構えるアメリカンカフェ&レストラン「Bubby's」や都内最大級の「GODIVA」、地下1階に長野発祥のスープ専門店「ベリーベリースープ」など、ゆっくり滞留できる飲食店や食品物販店をそろえる。
2階には、レコードを中心に約8万点を取り扱う「HMV record shop」やスペシャルティコーヒーとクラフトビールの新業態「UNISON TAILOR」が登場。3階には、ライフスタイル提案型でファッションや雑貨を販売する「gungendo」「vote for by sisam FAIR TRADE」が出店する。
「今回のリニューアルで提唱する『GREENING』は『緑化する』という語源から派生し、『生命力と新鮮さを回復させる』という意味でも用いられる言葉。『心を緑にする=自分にちょっとした余裕をつくる取り組み』と位置付け、生活感度の高い吉祥寺大人世代に向け、新たなライフスタイルを提案するにふさわしいショップであることを新規店の基準とした。吉祥寺を訪れる人の『街の止まり木』として、ほっと一息つける空間づくりや商品提案、イベントを行っていく」と意気込む。
3月1日の先行オープン日には一日限定の「GREENING」フォトブースが登場し、先着350人にGREENING SEED(ガーデンレタスミックスとペパーミントの種)を進呈。3月30日~4月2日にはリニューアルを記念したイベント「GREENING DAYS」も開く。
営業時間は10時~21時。