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吉祥寺・末広通りにカフェサロン-ホームスタイルで仏菓子など提供

「un Week-End a Paris」の店内。店主のパトリックさんと真子(ちかこ)さん

「un Week-End a Paris」の店内。店主のパトリックさんと真子(ちかこ)さん

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 吉祥寺・末広通り沿いのマンション1階に2月18日、カフェサロン「un Week-End a Paris」(武蔵野市吉祥寺南町2、TEL 080-5864-5021)がオープンした。

店イチ押しのフォンドンショコラ(450円)

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 フランス人のパトリックさんと武蔵野市出身の真子(ちかこ)さん夫婦が営む同店。店舗面積は約21平方メートルで、席数は最大15席。フランスに10年以上暮らし、日本で店を開くため昨年秋に帰国。「パリで開かれたチョコレートコンクールで優勝したこともあるほどのチョコレート狂」(真子さん)というパトリックさんがチョコレート系のお菓子作りを担当。それ以外のメニューは全て真子さんが担当する。

 メニューは「フォンドンショコラ」「タルトタタン」(以上450円)をはじめ、「長ねぎのキッシュ」「きのこのキッシュ」(以上430円)のほか、フランスから取り寄せているというバゲット、クロワッサン、パン・オ・ショコラなども用意する。食材は、武蔵野の地場野菜を中心に北海道産のものを使用。卵を使わない米粉のフォンドンショコラを用意するなどオーガニックにもこだわる。日替わりで提供する野菜のスープも「好評」で、季節ごとに内容は変更するという。春夏には冷製スープも登場する予定。

 ドリンクは「オーガニックプレスコーヒー」(300円)、自家製豆乳を使った「ソイカフェ」(350円)や「ショコラ ショ グランメール(ホットチョコレート)」(550円)のほか、オーガニックティー(430円~)などを用意。チョコ好きで「ティーサロン」という言葉を作った人物ともされるルイ15世の名前を冠したコーヒー「カフェ ルイ15世」(450円)には自家製トリュフが付く。

 サロンはフランス語で「家」という意味。「ホームスタイルの店にしたかった」という店内は、自宅に招かれた雰囲気でくつろげるようゆったりとしたソファ席を用意し、ぬくもりある空間に仕上げた。「白壁の無機質な感じにしたくなかったので、あえてペパーミントグリーンの壁にした」と真子さん。「吉祥寺はパリの西側に似ている雰囲気がある。毎週末に友人の自宅に招かれて行うお茶会はパリの風景の一つ。おうちに招かれた気分でパリの雰囲気に浸ってほしい」とパトリックさん。

 営業時間は6時30分~20時。テークアウトや貸し切りにも対応する。

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