買う

吉祥寺のギャラリーで「日本のかご展」-青森から鹿児島まで約100点

ギャラリー feve「日本のかご展」

ギャラリー feve「日本のかご展」

  • 0

  •  

 吉祥寺の「ギャラリー feve」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-23-2592)で3月16日から、「日本のかご展」が開催される。

[広告]

 監修・スタイリングに、「日本のかご」(新潮社)の著者でインテリアスタイリストの小澤典代さんを迎え、同書を軸に、青森から鹿児島まで、若手作家から名人と呼ばれる作家の作品までよりすぐりのかご約100点を展示販売する。

 「いつか『かご展』をやりたいと思っていたものの日本中を歩いて仕入れをするのはなかなか難しく、どうすれば実現できるだろうと考えていた時に出会ったのが小澤さんの本。丁寧にかごの歴史から作り手さんのことを紹介しつつ、現代の暮らしに添うことができるモダンなかごたちの美しい写真が並んでいて、それは厳しい状況にある『かごを編む』ということに、明るい未来の光が感じられる内容だった。まさに私がやりたかった『かご展』の形が本の中にあり、小澤さんにすぐにお願いをした」と同店店主の引田さんは話す。「安くて買いやすいというよりは、本当に自分が欲しい、使いたいと思う、少々高くても質の高い、丁寧に心を込めて作られたかごを選んだ」とも。

 期間中は吉祥寺で「かご」の取り扱いがある店を紹介する「かご散歩map」も配布するという。「大量に作られ安く売られる物が街にあふれている。そこにはあまり愛を感じないなぁといつも思ってしまう。時間がかかって、面倒くさくて、本当に大変な物作りを今日も日本のどこかでコツコツとやっている人たちがいる。そんな心のこもった愛情たっぷりのかごをぜひ見に来てください」

 開催時間は12時~19時(最終日は17時30分まで)。今月23日まで。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース