吉祥寺で活動するマクロビオティックの企画・研究チーム「オーガニックベース」(武蔵野市吉祥寺南町4、TEL 0422-27-8108)のイベントスペースで12月8日・10日の2日間、古来種のプロデュースやプロモーションを行う、旅する八百屋「warmerwarmer(ウォーマーウォーマー)」代表の高橋一也さんによるトークイベントが開催される。
高橋さんは同団体を立ち上げ後、被災地の有機農業者の支援や「自家採種・固定種・在来種」を守り、知識を語りつなげる活動としてカフェやイベントで移動式の八百屋を出店しているほか、現在は、野菜販売スペースと食堂を兼ねた「OrganDo+W」(世田谷区)を下北沢に期間限定でオープンしている。
当日は、「命が喜ぶ古来種の野菜を食べよう!」をテーマに、「日本全体から見た野菜の話」「古来種の話」「古来種の野菜の生産者(長崎県の岩崎政利さん)の話」についてのトークを展開。古来種の野菜についてのストーリーを聞きながら実際に試食して味わう企画も用意する。
高橋さんは「もっともっとたくさんの人に古来種の野菜のことを知ってもらいたいし、子どもたちに受け継いでいくべきだと思っている。一つ一つ個性のある形の違う野菜たちをいとおしく感じてもらえたら」と話す。
「古来種を愛している高橋さんの情熱と野菜本来の持つ力強さを感じてもらえたらうれしい」と同チーム代表の奥津爾さん。「オーガニックベースでも、この企画を機に古来種を広め、守る活動を本格的に始めたい」とも。
開催時間は16時30分~18時30分。参加費4,000円。11月25日23時まで申し込みを受け付ける。期間中に定員を超えた場合は抽選。10日は子ども連れも可。詳細・申し込み方法はオーガニックベースのホームページで確認できる。