西荻窪のギャラリーショップ「西荻紙店」(杉並区西荻北3、TEL 03-6913-5960)で5月30日、1周年記念の「紙と旗」展が始まった。
紙とその周辺のプロダクトを展示・販売する同店。「紙の可能性を探りながら、さまざまな人がつながる、交差点のような場所を目指す」ことをコンセプトに昨年5月オープンした。「紙店」は「シテン」と発音し、国立本店に対しての「支店」と掛けている。「かみめがね」「空気の器」などを展開する「かみの工作所」、「つくし文具店」のオリジナル文具、紙を挟み込んだ合板「Paper wood」でできたプロダクトなど、ユニークな商品を取り扱っている。
開店以来、1カ月に1回のペースで紙にまつわる展示を続け、今展は13回目。「西荻って、どんな街なんだろう?」という疑問から企画が始まり、昔、土産として活躍したペナントを参考に紙でできることを模索し、小さな旗を作った。参加デザイナーは、地元で活躍する池上直樹さん(KOTOHOGI DESIGN)、平川珠希さん(LUFTKATZE)、三星安澄さん(MITSUBOSHI DESIGN)の3人。
同店「シテンチョウ」の洪華奈さんは「見どころはズバリ、西荻をテーマにした、紙でできたペナント。今回の展示では、さまざまな角度から西荻窪とはどんな街かを考えた。ペナント好きの方も、紙好きの方も、そうでもない方にも、ぜひお越しいただければ」と呼び掛ける。
営業時間は12時~19時。月曜・火曜定休。6月24日まで。