新築マンションのポータルサイト「MAJOR7(メジャーセブン)」は9月30日、全国のマンション購入意向者約44万人を対象にした「住んでみたい街アンケート」を実施した結果、首都圏では4年連続で「吉祥寺」が1位になったと発表した。
同サイトは、住友不動産・大京・東急不動産・東京建物・野村不動産・三井不動産レジデンシャル・三菱地所レジデンスの、不動産大手7社が提携し共同で運営する新築マンションのポータルサイト。新築マンションの販売情報と、マンション選びに役立つさまざまな関連情報を提供する。
2005年より年1回実施されるアンケート調査。今年の調査期間は2011年6月13日~7月12日。インターネット会員約44万人のうち、現在住所地が首都圏の会員の中から5063人(男性=3291人、女性=1772人)がアンケートに回答(重複回答は排除)し集計した。
首都圏のランキングは、昨年度に続き4年連続で「吉祥寺」がトップ。2位も4年連続「自由が丘」、3位には昨年5位の「恵比寿」がランクアップした。以下、4位「二子玉川」、5位「横浜」、6位「広尾」、7位「目黒」、8位「中目黒」、9位「鎌倉」、10位「代官山」。上位エリアは昨年から大きな変化がなく、確立された人気である様子がうかがえる。
10位以下には、「代官山」が昨年14位から10位に、「表参道」が17位から12位に、「たまプラーザ」が22位から14位に、「中野」が20位から16位に、「代々木上原」が29位から19位と順位を上げた一方、「豊洲」が11位から17位に、「田園調布」「武蔵小杉」「新宿」は、いずれも20位圏外へとランクダウンする結果となった。
吉祥寺に住んでみたい理由には、「日常の生活に便利だから」(54.7%)、「商業施設が充実しているから」(53.8%)、「交通の便がよいから」(51.2%)、「公園が多いから」(50.0%)、「飲食店が充実しているから」(47.6%)などの回答が上位の理由となった。