吉祥寺のギャラリーで「六・面・展」-作家6人が平面表現

6人の作家の作品を紹介する「六・面・展」

6人の作家の作品を紹介する「六・面・展」

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 吉祥寺の「ギャラリー ・フェイス トゥ フェイス」(武蔵野市吉祥寺南町1、TEL 0422-70-0885)で7月3日より、さまざまなテーマと技法で平面作品に取り組む6人の作家を紹介する「六・面・展」が開催される。

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 「着彩した薄い和紙の張り重ねで、透明感と重層性を追求する舘寿弥さんの作品。ミニマルに分割した画面を、白と緊張感のある色彩で構成する松倉麗美さん。福本健一郎さんは、日常の中で感じる非現実感や違和感をミクストメディアで表現する。小さな色面上の極細の色鉛筆の線の集積が、スケール感を失った美しい迷路のように見える高島進さんの作品。田中恵美さんはフォトジェニックで、浮遊感のある光の空間を木版によるモノトーンの色調で見せてくれる。そして凹凸をつけた紙にインクを刷り重ねる事で実在感のある平面を構築する佐藤孝子さんの作品が並ぶ」とギャラリーディレクターの山本さん。

 「平面の抽象作品という同じジャンルでも、作家の表現したいものや見たいものはそれぞれ違う。その多様性を見てもらうのが今展の趣旨。六面を持つ立体のようにそれぞれの個性が響き合う展示になればという思いで『六・面・展』というタイトルをつけた。約20点の作品から多彩な平面表現の豊かさを楽しんでほしい」と来場を呼びかける。

 開催時間は13時~19時。月曜・火曜休廊。今月25日まで。

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