阿佐ヶ谷のカフェでトークライブ-瞽女唄・放送禁止歌を紹介

左からとうじ魔とうじさん、月岡祐紀子さん、井上誠さん

左からとうじ魔とうじさん、月岡祐紀子さん、井上誠さん

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 阿佐ヶ谷のカフェ「よるのひるね」(杉並区阿佐ヶ谷北2、TEL 03-6765-6997)で5月30日、トークイベント「瞽女唄(ごぜうた)と放送禁止歌」が開催される。

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 「よるのひるね」は昭和30年代のバーを改装したカフェ。同イベントは、「さまざまな理由で歴史の片隅に埋もれてしまった音楽、特別な場所で伝えられている音楽、一生聴くことなく終えてしまいかねない曲の数々を、古い面影を残した店内で2回にわたって紹介するトークライブ」(イベント担当の稲田さん)。

 1回目の出演者は瞽女唄(ごぜうた)の継承者の一人である月岡祐紀子さんと、特殊音楽家のとうじ魔とうじさん。月岡さんが三味線とともに「瞽女唄」を、放送禁止歌収集家でもあるとうじ魔さんが「放送禁止歌」にまつわる話を披露する。稲田さんは「かつて放送禁止歌と呼ばれ、テレビやラジオの放送で流されなかった禁歌と、日本から姿を消してしまった盲目の女性旅芸人『瞽女さん』の瞽女唄を届ける」と話す。

 2回目は6月13日に開催し、ヒカシュー結成メンバーの井上誠さんととうじ魔さんが「アングラ演劇音楽と放送禁止歌」について語り合う。

 稲田さんは「普段なかなか触れる機会のない音楽の封印を解き、知っていただく貴重なイベント。メディアから耳に入ってくる音楽とはまたひと味違う音楽の魅力を楽しんでほしい」と来場を呼びかける。

 両イベントとも開始は17時。入場料は、前売り=1,400円、当日券=1,600円(要ドリンク注文)。要予約。

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