冬季は店を閉めているソフトクリーム専門店「立吉(たつきち)」(武蔵野市吉祥寺南町1、TEL 0422-48-2461)が3月15日、今年の営業を開始した。
同店は、七井橋通りにある「行列ができる」店。創業は2000年3月。緑色の屋根が特徴で、店頭には大きなソフトクリームとベンチを設置している。「立吉」の店名は、裏手にある同名の喫茶店から名付けたもの。過去に「コーヒーソフト」のみで1日最高1,100個を売り上げたこともある。
商品は「コーヒーソフト」「バニラソフト」「ミックス」「抹茶ソフト」(すべて350円)の4点。「コーヒーソフト」は裏手にある喫茶店「立吉」から同商品用に焙煎(ばいせん)したオリジナルの豆を使用する。「バニラソフト」は乳脂が高く卵は使わない。「抹茶ソフト」は京都「宇治園」の点茶用の抹茶粉で作っているため、「素材そのままの緑が鮮やかに出る」とオーナーの大原正人さん。サイズはやや大きめで、「ボリュームはあるが上品な味と言われることも。えぐみが残らないような味に仕上げているからかも」とも。
「コーヒーソフト」には、かけるとカプチーノ味になるシナモンが、「抹茶ソフト」には、武蔵野で手作りされている小豆が、それぞれトッピングできる。いずれも無料。開店初日に訪れた親子連れの客は「これ、本当においしいねー」と驚きの声を上げていた。
大原さんは「口にするものだから、ちゃんとしたものを提供したいという思いで作っている。すべて無添加なので自信を持っておすすめしたい」と話す。
営業時間は12時~18時。不定休(雨天時は休み)。