吉祥寺サンロード商店街内のサロン「ワ・ミューズ」(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-27-7288)で2月19日、「誰かに着てほしいから『xChange~洋服交換会~』」が行われる。主催はNPOむさしの経営支援パートナーズ(御殿山1)。
同イベントは、「自分では着ないが、『きっと誰かに喜ばれる』服や小物を持ち寄って交換する」(同法人の江口純子さん)もの。「一つひとつの物を大切にしようという気持ちを持って来場した人」(同)に、服の思い出や取り扱い方法、次に着る人へのメッセージを「エピソード・タグ」に記入してもらい、それぞれの服に貼り付ける。ほかの人が持ち寄った服の中で、気に入った物があれば自由に持ち帰ることができる。
企画について、江口さんは「新しいおしゃれも楽しいし、捨てられてしまうかもしれない服も、ほかの誰かの大切なファッションアイテムとしてリユースされるのはいいことだと思う。その上エコにもつながるので、定期的に続けていきたい」と話す。今月のテーマは「福袋でゲットはしたけれど…&卒業式に着られる服や小物」。今後、毎月テーマを変えて開催していく予定。
江口さんは「自分にとっては古着でも他の人が大切に着続けてくれる。『この服には私の手元に届くまでにどんな物語があったのだろう』と想像力を巡らせながら、会場に訪れる人同士ならきっと世代を超えた温かいコミュニケーションが広がるはず。目に見えない思い出や人との触れ合いといった、心の価値を大切にできるのでは。鎌倉から発信された『xChange』のムーブメントを、吉祥寺でも継続的に広めていきたい」と話す。
開催時間は14時~16時、17時~19時。