吉祥寺のデザイナー夫妻・瀬戸けいたさん、なおよさんによるプロダクトデザインブランド「9brand(ナインブランド)」(吉祥寺本町2、TEL 0422-23-4011)は、ベビー用品の専門店ダッドウェイ(横浜市)とのコラボレーションによる新作のバッグ「dapipa(ダピパ)」を発表した。
商品は、同ブランドの「Creatures bag(クリーチャーズバッグ)」(バッグやケースを生き物に見立てたもの)シリーズの発展形となる大小5種類のバッグ。背中に子どもを背負って子育てする南米のコモリガエル「pipa(ピパ)」をモチーフに作られた同バッグには、「dapipa-bebe(ダピパベベ)」、「dapipa-botter(ダピパボッター)」、「dapipa-mamma(ダピタマンマ)」などの名前が付けられており、色は全種類にブラック、イエロー、グリーン、バイオレットの4色がある。価格は1,800円~8,800円。
担当者によると、同品は「手足に見立てたバックルでバッグ同士やおもちゃをくっつけることが出来、子供の成長に合わせ使い方を工夫しながら家族で使えるバッグ」だという。
同ブランドは「Cretures and designs / 生き物に学ぶデザイン」をコンセプトに、生き物をモチーフとしたバッグや生活雑貨を制作している。「9brand」の名前は、仏教で生き物を取り巻く世界を象徴した数字である9から名付けられた。6月19日からは原宿の雑貨店「アシストオン」(渋谷区)で「dapipa」の特集展示も行われている。7月6日まで。