台湾・澎湖諸島の風物を写した写真展「晴島風踪」が10月1日、西荻窪のカフェ「+cafe」(杉並区西荻北3、TEL 070-6463-1009)と台湾喫茶処「常淡茶舎」(杉並区松庵3、TEL 03-3334-8768)の2会場で始まる。
出展者のカメラマン、山口真帆美さんと岩橋直哉さんは、昨年訪れた澎湖諸島の風物をそれぞれ撮影。台湾の西の海上に浮かぶ90もの大小さまざまな島からなる同島は、大きな島でもバイクで一周30分ほど。1年を通して強い海風が吹き渡ることから「風の島」とも呼ばれ、また日本人にその存在をほとんど知られていないことから「未知の楽園」とも称される。
第1会場の「+cafe」は、オーナーの若い建築家2人がアトリエと兼用しながら営業するユニークな隠れ家カフェ。古いビルの内装を生かした広々としながらも落ち着く空間。山口さんと岩橋さんのモノクロとカラーの写真を展示する。第2会場の「常淡茶舎」は、台湾出身のグラフィックデザイナーである店主が厳選した台湾・中国茶の店。山口さんのカラーの写真約5点を展示する。
担当者は「ほとんどの日本人にとって見知らぬ楽園である澎湖諸島の風物を、おいしい飲み物とスイーツ、そして居心地の良い空間を楽しんでほしい」と話す。
営業時間は、「+cafe」=15時~24時(水曜・木曜・金曜)、13時~24時(土曜)、13時~22時30分(日曜)、月曜・火曜定休。「常淡茶舎」=11時~21時。木曜定休。