和紙を使いブルーの世界を表現-吉祥寺のギャラリーで抽象画個展

和紙を何層にも重ねて描いた作品

和紙を何層にも重ねて描いた作品

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 吉祥寺の「ギャラリー ・フェイス トゥ フェイス」(武蔵野市吉祥寺南町1、TEL 0422-70-0885)は7月30日より、画家・館寿弥(たちひさや)さんの作品展「舘寿弥展『青・層・圏』」を開催している。

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 舘さんは、1922年に創立された美術団体「春陽会」に所属する画家で、10年来、和紙とモノクロームの色彩が醸成する世界を追求している。同展では、絵の具を染み込ませて色を付けた和紙を14.8センチ角~18センチ角の正方形の板に何層にも重ねながら貼りつけていき、抽象的な世界を描いている。「青・層・圏」というタイトルが表す通り、作品はすべてブルーを基調としたもの。約50点を展示・販売(額装入りで35,000円~45,000円)する。

 同ギャラリーでの企画展は、6月にオープニングイベントとして開催したイラスト展に続き2回目となる。担当の山本さんは「10数センチの正方形の中に表現される和紙の素材感と、青の色彩が織りなす不思議なブルーの世界を楽しんでもらえたら」と話す。

 開催時間は12時~19時(最終日は18時まで)。8月5日まで。

デザイン事務所の一角をギャラリーに、初回はネコのイラスト展(吉祥寺経済新聞)ギャラリー・フェイストゥフェイス 

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