三鷹市ギャラリーで幕末の浮世絵コレクション展

天保2年(1831)頃の葛飾北斎の作品。「冨嶽三十六景 山下白雨」(大判錦絵)

天保2年(1831)頃の葛飾北斎の作品。「冨嶽三十六景 山下白雨」(大判錦絵)

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 三鷹市美術ギャラリー(三鷹市下連雀3、TEL 0422-79-0033)で、浮世絵収集家・中右瑛さんの浮世絵コレクションを展示する「中右コレクション 幕末浮世絵展 大江戸の賑わい-北斎、広重、国貞、国芳らの世界」が開催されている。

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 中右さんは浮世絵収集家として浮世絵蒐集、夢二絵蒐集を行いながら、新説「写楽は18才だった」「浮世絵ミステリー巷談」(ともに里文出版発行)など、浮世絵に関する著書も多数出版している。現在、国際浮世絵学会常任理事も務めている。

 同展は中右さんの浮世絵コレクションの中から、江戸時代晩期の浮世絵に焦点を当て、葛飾北斎、菊川英山、渓斎英泉、歌川豊国、歌川国貞、歌川広重など、幕末に活躍した作家の肉筆による作品20点を含む約150点を展示するもの。5月11日(11時~・14時~)には、中右さんによる作品解説も行う。

 同展担当者は「めったに見られない名作家のユーモアのある作品も多数展示しているので、年配者だけでなく歴史に興味ある若者にも足を運んでほしい」と話す。

 開催時間は10時~20時。月曜休館。観覧料は、一般=600円、65歳以上・高校・大学生=300円ほか。6月8日まで。

渋谷で女性木版画家・風鈴丸さん個展-浮世絵技法で作品作り(シブヤ経済新聞)日仏の融合「フレンチ浮世絵展」-酒で溶いて描いた作品も(天神経済新聞)「歌川広重」没後150周年記念展-町田の版画美術館で(町田経済新聞)三鷹市美術ギャラリー

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