環八、環七以来21年ぶりの全線開通へ

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東京都は1994年度(平成6年度)から進めてきた環状第8号線(通称:環八通り)の未開通区間の工事を終え、5月28日に全線を開通させる。今回開通となるのは、最後の未開通区間だった井荻トンネルから目白通りと川越街道から環八高速下交差点の2区間=計4.4Kmで、総事業費は約1,400億円。環状道路としては1985年(昭和60年)の環状第7号線の開通以来、21年ぶりの全線開通になるという。これにより、東京都では環状線の交通が分散し、周辺の交通渋滞が緩和され、杉並四面道交差点から北区岩淵町まで、笹目通り経由で混雑時約1時間のところ、その半分の30分程度になると予想している。環状第8号線は、大田区の羽田空港を起点とし、世田谷・杉並区を経由して北区岩淵町までの44.2kmにわたり、都心から半径13キロの西半分を受け持つ環状道路。神奈川、多摩地域、埼玉方面から都心に向けて集中してくる交通を分散する役割を担っている。5月21日には施設見学会が行われ、27日に開通記念式典を開催した後、28日の正午より交通解放される。

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