住宅の建築や内装、リフォームなどを手掛けるSALハウス(江戸川区)は4月22日、高円寺のルック商店街にアンティーク雑貨ショップと建築事務所を兼ねた「家工房malto(マルト)」(高円寺南2、TEL 03-6695-0314)をオープンした。同店は江戸川区西葛西のアンティークショップ「CORCOR(コルコル)」が移転、再オープンしたもの。店名の「malto」はフランス語で「トンカチ」を意味し、内装は梁に200年前(江戸時代)に使われていた古材や、漆くいの壁にイギリスの古民家で使われていたアンティークドアを使うなど、アンティーク素材を生かした内装で仕上げているのが特徴。店内では1920年代のイギリスのミシン付テーブル(64,800円)や、1880年代のフランスのデスクテーブル(168,000円)のほか、店主がアンティークと一緒に使ってもらいたいと言うリネンのキッチンクロス、ホーロー鍋、コーヒーポットなどの日用雑貨も販売している。また、店頭に置かれている木箱は、オランダの農家で野菜入れに使われていたものを直接仕入れたもので、「こうした木箱も重ねて置くと棚として使えて素敵なインテリアになる」(同店店主)という。店内で使っているドアや梁などもすべて購入できるほか、古材を使った内装リフォームにも対応している。営業時間は11時~19時。定休日は未定。