杉並アニメーションミュージアム(杉並区上荻3、TEL 03-3396-1510)で11月27日より、「アニメーター・逢坂浩司展~追悼展示会~」が開催される。同展は、今年9月24日、45歳で永眠したアニメーター・逢坂浩司さんの追悼企画となるもの。
逢坂さんは学生のころ日本アニメ界の重鎮・谷口守泰氏に師事し、後にアニメ制作プロダクション「ボンズ」設立に携わり、取締役に就任。これまで「シティーハンター」「機動戦士Vガンダム」「鋼の錬金術師」など、数々の人気作品でキャラクターデザイン、作画監督、原画を担当してきた。
同企画は、逢坂さんが手がけた作品年表や「機巧奇傅ヒヲウ戦記」「機動戦士Vガンダム」などの原画・キャラクターデザインを展示、生前に逢坂さんと親交の深かった関係者からの追悼文、会場を訪れたファンのためのメッセージコーナーを設置するほか、逢坂さんが作画監督を務めた作品の上映も予定されている。
12月2日にはアニメーターの小森高博氏など、逢坂さんと生前交流の深かった関係者による座談会の開催が予定されている。開館時間は10時~18時(入館は17時30分まで、最終日は15時まで)。毎週月曜休館。入館無料。12月9日まで。