「女性のための公開医療講演」が12月19日、武蔵野プレイス（武蔵野市境南町2）・4階フォーラムで開催される。主催は武蔵野徳洲会病院（西東京市）。

　講演会は、乳がんの現状と治療について専門医が解説することで、地域の女性の健康に関する知識の普及として企画した。

　当日は2部構成で、15時から「乳がんの現状と診断方法について」を乳腺外科医長の尾作忠知さんが講演。15時30分からは、乳腺外科センター長の松田実さんが、「乳がんの治療と予防について」の演題で解説する。

　講演前の14時45分～15時には、痛くない無痛MRI検査「ドゥイブス・サーチ」の紹介も行う。

　同センターの現状について、松田さんは「乳がんの罹患（りかん）率や死亡率を下げることが私のライフワーク」であるとし、「ベテラン医師がさらに増強され、より多くの患者に質の高い治療を提供できる体制が整った」と胸を張る。

　開催時間は14時45分～16時30分。入場無料。