「リブロ吉祥寺店」(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-21-8122)と吉祥寺のカフェ5店舗で、「LIBRO×CAFE 吉祥寺でカフェ読しようよ!」と題したイベントが展開されている。
同企画は、吉祥寺のカフェ「イルカッフェ」(吉祥寺本町2、TEL 0422-20-1306)がリブロと共同で秋の全国読書週間に先駆け開催するもので、読書とティータイムを融合させた時間の過ごし方「カフェ読」の普及を目的としたもの。
リブロの特設コーナーでは、企画に賛同した吉祥寺のカフェ「A.K Labo」(吉祥寺本町4)、「おちゃらか」(吉祥寺本町3)、「ORANGE cafe」(御殿山1)、「Yucca.」(吉祥寺南町1)とイルカッフェがセレクトした「カフェで読む本」を展示販売するほか、カフェ読を楽しむための便利グッズを販売する。
書籍は、「ぐりとぐら」などの絵本から三島由紀夫の小説「春の雪」、松長絵菜さんのレシピ本「バナナがあったらどうするの?」まで多ジャンルからセレクトされたものを並べ、グッズは、ページを発光させる読書ライト「ライトウェッジペーパーバック」(4,725円)やタイマー機能などが付属するアメリカ製の「デジタルなしおり」(1,260円)などを取りそろえる。
カフェ各店舗では、本を片手に飲食する「読食」を提案。イルカッフェは、自家製フォカッチャでサンドした「月見つくねサンド」(850円)やスティック状の「本日のチーズケーキ」(550円)、Yucca.はビールをアプリコットジュースで割りながら飲む「アプリコットビール」(1,010円)、おちゃらかは「たいやき(2尾、番茶付き)」(700円)、ORANGE cafeは「かぼちゃのチーズケーキ」(450円)、A.K Laboはフランスのレシピ絵本を元に焼き上げた「Cake Marble」(180円)やリブロとコラボレートした「サブレ・ヴァニーユ/ショコラ」(100円)などを提供する。
また、イルカッフェが手がけるフリーペーパー「pasaporte」の最新号では同イベントを特集。吉祥寺のカフェをフィーチャーした地図や読食メニューの一覧、カフェと本にまつわるインタビューなどを掲載している。
イルカッフェ・カフェメディアチームの別所有さんは「『読書の街』として吉祥寺をアピールしていけたら」と話している。11月10日まで。