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ピッツェリア「ボッテガンテ」、吉祥寺に移転 まき使う特注窯でナポリピザ

井ノ頭通りで営業する「ピッツェリアBottegante (ボッテガンテ」の店主でオーナーシェフの浅川拓也さんと特注のピザ窯

井ノ頭通りで営業する「ピッツェリアBottegante (ボッテガンテ」の店主でオーナーシェフの浅川拓也さんと特注のピザ窯

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 ナポリピザとイタリア料理を提供する「ピッツェリアBottegante (ボッテガンテ」(武蔵野市吉祥寺本町3、TEL 0422-27-6342)が吉祥寺の井ノ頭通り沿いのビル1階に移転して、7月11日で3カ月がたった。

吉祥寺の井ノ頭通り沿いで営業する「ピッツェリアBottegante (ボッテガンテ)」の外観

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 店主でオーナーシェフの浅川拓也さんは調理専門学校を卒業後、イタリアンレストランに勤務。イタリアのフィレンツェ、ミラノ、ナポリ、サルデーニャ島などで2年修業した後、2014(平成26)年、独立して三鷹で同店を始めた。

 昨年12月「従業員を多く雇わず、自分が切り盛りできる規模の店にしたい」と一時営業を終了。「実家が山梨で中央線が好きなので、沿線で物件を探したところ、たまたま空いた吉祥寺の店舗への移転を決めた」と話す。

 店名の「ボッテガンテ」はイタリア語で「職人のいる小さな店の主人」という意味。「響きが気に入って付けた」という。

 店舗面積は13坪。テープル8卓と16席を備える。厨房には「電気やガス窯とは比べものにならないくらいおいしい」と選んだまき窯を設置。日本の窯職人が同店の広さに合わせて作り込んだ特注品で、ピザを焼き上げるための平らな面である炉床(ろしょう)が傷んでも交換できるという。

 ピザはトマトソースベースとトマトソースなしを各9種類用意する。トマトソース、イタリアのモルタデッラソーセージ、燻製モッツァレラ、温泉卵を使う店名を冠したオリジナルの「ボッテガンテ」(1,980円)、帆立、ゴボウ、アンチョビ、香草バター、モッツァレラの「コンキリエ」(1,980円)など。テイクアウトにも対応する。

 他に、本日のスパゲッティ(1,628円)、山梨ベビーコーンカニみそバーニャソース添え(1,518円)、トリッパのトマト煮込み(1,628円)など。デザートはピスタチオの焼きアイス(858円))など。ランチはセットで、ピザはマルゲリータ(1,300円)、コンキリエ(1,600円)など6種類から選び、サラダ、ドリンク付き。パスタ(1,300円)も用意する。

 ドリンクはイタリアのビール「モレッティIPA」(瓶990円)、スプマンテ(グラス880円)、グラスワイン(770円)、リモンチェロソーダ(770円)、エスプレッソ(440円)など。ソフトドリンクはブラッドオレンジ(660円)、青森りんご(550円)など。

 「地元密着を目指したいが、まだまだ知られていない」と浅川さん。「『おいしかった。また来るね』と言ってもらえる店にしていきたい。遠赤外線を使い、1分ほどでふっくらパリッと焼き上げるピザを、まきの香りとともに味わってもらえたら」と来店を呼びかける。

 営業時間は、11時30分~15時(ランチ)、17時30分~22時(ディナー)。月曜定休(月曜が祝日の場合は翌日定休)。

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