「吉祥寺イルミネーション2023」点灯式が、11月3日に吉祥寺北口駅前広場で開催された。主催は、吉祥寺活性化協議会、吉祥寺イルミネーション実行委員会。後援は、武蔵野市と武蔵野市開発公社。
吉祥寺でイルミネーション点灯式 「抽選会」や映画「火の鳥」とコラボ
1987(昭和62)年に同広場が完成したことを記念して始まったイルミネーション。「森」をイメージした「KICHIJOJI FOREST(吉祥寺フォレスト)」が出現し、真ん中に高さ6メートルにも及ぶ巨大円錐形ツリーが登場した。
同実行委員長の大森絵美子さんは「今年のデザインテーマは『森』。吉祥寺は駅から歩いて井の頭公園があり、そこには立派な森があり自然があり人々に癒しを与えてくれる。「KICHIJOJI FOREST(吉祥寺フォレスト)」として駅前に森を出現させ、イルミネーションとした」と話す。
また、今年は「大吉祥抽選会」が、初めてコラボ参加し、同会場で1日限りの巨大ガラポンを使った抽選会を行なった。「コロナ後の吉祥寺を活性させるため、初めての試みだったが、実現できてよかった」と大森さん。
同抽選会では、吉祥寺をベースに活動するアニメーション制作会社「STUDIO4℃」の手がけるアニメ映画「火の鳥 エデンの花(手塚治虫氏原作)」とコラボし、景品として同映画のペアチケットが用意された。
点灯式のカウントダウンでは、特別ゲストとして、STUDIO4℃の田中栄子社長と同映画で初声優を務めた俳優の窪塚洋介氏が登場。武蔵野市長と3人で、イルミネーションを点灯した。
今年からは中央のメインツリーの電飾に、最新の機器を入れ様々な色と動きをデザインしている、という。「駅前広場だけでなく、各商店街、大型店舗では、クリスマス装飾をして吉祥寺の街を盛り上げている。吉祥寺に来て、イルミネーションを楽しんでもらえたら」と来場を呼びかける。
来年1月8日まで。点灯時間は17時~24時。