バックカントリー向けの板などスキー用品を販売する専門店「SKI & OUTDOOR Mt.Peaks(マウンテンピークス」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-27-2035)が吉祥寺の昭和通り沿いにオープンして、10月19日で1周年を迎えた。
バックカントリー向けなど多彩なスキー板が並ぶ「Mt.Peaks」の店内
有賀園ゴルフ(群馬県高崎市)がウインター部門の新規事業として経営する同店。東京・神田のスキー専門店で26年の勤務経験を持つ店長の立見浩一さんが立ち上げに関わった。出店は吉祥寺が初で1号店となる。
「吉祥寺にスキーの専門店はないが、ニーズがあるのではと出店を決めた。近隣に住む人が神田やお茶の水まで出向かなくて済む場所に作ろうと思ったのも理由の一つ」と振り返る。「物件は店舗前にあるウッドデッキが山小屋のようでスキーの雰囲気に合うと思い選んだ」とも。
扱う商品はジャンプやスライドなどの技を試せるスノーパークやハーフパイプなどで使用するものと、リフトなどを使わず自分の力で雪山を登って、未踏のパウダースノーエリアを滑り降りるバックカントリー向けの特殊なアイテム。スキー300台、ブーツ、ビンディング、ストック各100本などをそろえる。ブランドは「SALOMON」(フランス)、「ARMADA」(アメリカ)、「OGASAKA」(日本)など約50。「オールラウンドも用意するが、バックカントリーのお客さまが6割」と立見さん。
1号店のはす向かいに7月19日、スキーウエアやアクセサリーなどを販売する2号店「SKI & OUTDOOR Mt.Peaks 2nd(マウンテンピークス セカンド)」をプレオープンした。「TetonBros」「ARMADA」などのウエア約100点やヘルメット、ゴーグル、キャップ・ビーニー、グローブなどをそろえる。
「店名に込めた『一人一人の思いを大切にギア選びを手伝いたい。最高の接客をしたいという思いから山のてっぺん(頂上)を目指す』を1号店で実践してきたことで認知が広がり、2号店も順調」と立見さん。グランドオープンは10月28日を予定する。
11月から、ジュニアの成長への対応を考えた「シーズンレンタル」を始める。シーズンが終わるまで返却は不要で、基本のレンタル内容は、スキー・ブーツ・ビンディング・ストックの4点セット。料金は1万9,800円前後となる。
「スキー業界20年以上の目利きスタッフがお客さまのこだわりに対応し、レアな情報などを提供。メンテナンスにも応じる。ウッドデッキに置いたテーブルでチルアウトできるので、スキー大好きな人たちが吉祥寺の散策や会社帰りに立ち寄ってもらえたら」と来店を呼びかける。
営業時間は11時~19時30分(4月~9月は19時まで)。水曜定休。