吉祥寺・井の頭通り沿いにあるビルの2階でオリジナルのアロマオイルやランプ、キャンドルなどを販売するアロマショップ「Macam Macam(マチャム マチャム)」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-21-7086)に併設する「吉祥寺占いサロン マチャムマチャム」がリニューアルして、10月11日で3周年を迎えた。
オリジナルのアロマランプ用オイルやランプ、精油などが並ぶ「Macam Macam」の店内と占いサロン
店主の泉和子さんがアロマテラピーの学校で学んだことを生かして2009(平成21)年にオープンした同店。きっかけは夫が百貨店を60歳で定年退職したことで、「当時は夫が吉祥寺の店で接客を担当し、自分が営業に回っていた」と振り返る。出店先に吉祥寺を選んだのは泉さんの出身地が武蔵野台地だったからだという。
2013(平成25)年、「ヴィーナスフォート(VenusFort)」(江東区)でワゴン販売をスタート。2016(平成28)年に契約終了後、「川崎アゼリア」(川崎市川崎区)に2店舗目をオープンした。2019(平成31)年、吉祥寺での営業だけに落ち着いたのを機に、「占いは癒やしが得られるアロマと相性がいい。初めての人でもアロマショップに鑑定する場所があると安心できるのでは」と店内に占いブースを設けたという。
2020年、タロットや九星術などの占術家、黎帆那マユー(れおなまゆー)さんにプロデュースを依頼し、ブースを占いサロンとしてリニューアル。マユーさんのネットワークでいろいろな占術を扱う占い師が増えた。現在は霊感タロットなどの稗田(ひえだ)おんまゆらさん、西洋占星術などの久世フランさん、宿曜占星術などの麻月咲良(あさつきさくら)さんなどが鑑定する。希望すれば好きな香りのアロマを選び、オイルランプでたくサービスを提供する。
「占いを試したことがないマチャムマチャムのお客さまが占いを受けたり、占い師のお客さまがマチャムマチャムの商品を購入するなど相乗効果が出てきた」と泉さんは話す。
店名にインドネシア語で「様々、色々」という意味を指す「Macam Macam」という言葉を選んだのは、「色々なジャンルの香りを取りそろえる店にしたかったから」。店がビルの2階で分かりにくいため、井の頭通りでオルゴールを鳴らしている。「音に足を止めて店に上がってきてもらえたら」と来店を呼びかける。
料金は20分3,850円~。営業時間は13時~19時。火曜定休。予約は占い師に直接連絡するほか、同店でも受け付ける。来店時に空きがあれば予約なしでも対応する。