「猿田彦珈琲 吉祥寺 井の頭公園前店」（武蔵野市吉祥寺南町1）が7月26日、ケーニッヒ吉祥寺店跡にオープンした。

店内入口横の棚

　猿田彦珈琲はスペシャルティ・コーヒー専門店として、2011（平成23）年、恵比寿で創業。吉祥寺は20店舗目となる。吉祥寺は大塚朝之（ともゆき）社長が学生時代によく訪れており、ケーニッヒも当時利用した思い出の場所ということもあり、吉祥寺への出店を決めたという。

　メニューは定番以外に、吉祥寺店オリジナルメニューとして、バゲットにケーニッヒのロースハムとカマンベールを挟んだケーニッヒとのコラボメニュー「ジャンボン・フロマージュ」（750円）や、猿田彦珈琲のアイスクリームブランド「TiKiTaKa ICE CREAM（ティキタカアイスクリーム）」の「ソフトクリーム」（550円）を用意。期間限定、吉祥寺オリジナルブレンド「イノコーブレンド」（100グラム／1,100円）などコーヒー豆も販売している。

　今回、路面店であることを生かし、定休日である月曜・火曜は、「猿田彦珈琲」広報担当で松竹芸能所属のお笑い芸人「コーヒールンバ」平岡佐智男さんがシェアショップとして、カフェブランド「SACHIOPIA COFFEE（サチオピアコーヒー）」をオープンする。

　コーヒーは、サチオピアコーヒー・オリジナル「OMEGATAKAI（おめがたかい）ブレンド」（100グラム／1,000円）などを提供する。

　平岡さんは「イベントなどを企画して、芸人ゆかりの人たちと一緒に、猿田彦珈琲以外の側面を出していきたい」と意気込みを見せる。

　工藤芳夏店長は「井の頭公園でアイスクリームやコーヒーを楽しみながら、のんびりした時間を過ごしていただけたらうれしい」と話す。

営業時間は8時～21時。水曜～日曜、猿田彦珈琲/月曜・火曜、SACHIOPIA COFFEE。