武蔵野野菜の魅力を伝えるイベント「吉祥寺 農to食のマルシェ」が7月29日・30日の2日間、コピス吉祥寺(武蔵野市吉祥寺本町1)A館3階の屋上スペース「GREENING広場」で初開催される。
リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー東京本店の「さとまちはちみつマドレーヌ」
コピス吉祥寺が武蔵野市、JA東京むさし武蔵野地区、成蹊大学、三浦屋とコラボレーションして開く。5つの市で構成するJA東京むさしの中でも早くから都市化が進んだ武蔵野市は、農地面積は少ないながら、枝豆やトウモロコシ、キュウリ、ブルーベリー、万願寺とうがらしなど約30種類の作物を育てている。今回はそのおいしさを知ってもらいたいと直売会や野菜の詰め放題のほか、小松菜の作付け教室を行う。
市内の事業者が連携し新たな商品や事業の創出を目指す武蔵野市の取り組み「CO+LAB MUSASHINO(コラボむさしの)」は、同プラットフォームに参加している地元飲食店などが、武蔵野野菜を使って開発したメニューを提供する。マルシェブースに出店する「リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー東京本店」は、市内に設置した蜂の巣箱から採った「さとまち吉祥はちみつ」を使った「さとまちはちみつマドレーヌ」や、市内で収穫したトマトやナス、タマネギを使った「市内産野菜のキーマカレーパン」などを用意する。
ほかにパン店「ボンジュール・ボン」や自家焙煎(ばいせん)コーヒー店「NING'S COFFEE」、フローズンヨーグルト専門店「ウッドベリーズ」、菓子店「GRANNY」「un verre」が出店する。
キッチンワゴンコーナーにはダイニングバーを営む「PATIO」が作る「とうもろこしとキャラメルフレークのアイスクリーム」や、ベトナムサンドイッチ店「バインミー★サンドイッチ」の「枝豆コーンつくねのバインミー」などが並ぶ。
来年創業100周年を迎える三浦屋は「ちょっといいもの美味(おい)しさ再発見」をテーマに、日本各地の青果や調味料などを販売。成蹊大学は文学部現代社会学科の学生らが「都市における地産地消~都市農業がうむ新しいつながり」をテーマに武蔵野市で行った調査の成果をリーフレットとパネルで紹介する。
開催時間は11時~17時。入場無料。