ドーナツ生地にクリームなどを詰めたボンボーロニ専門店「PIECE OF BAKE(ピースオブベイク)」(武蔵野市吉祥寺本町1)が吉祥寺の商業施設「コピス吉祥寺」A館1階にオープンして3カ月がたった。
外観。手前が「PIECE OF BAKE」、奥が「YORKYS Creperie」
3月17日、「ムーミンスタンド」跡にオープンした同店。運営するYorkys Entertainment(ヨーキーズ エンタテイメント、兵庫県)は、関西エリアでカフェレストラン「YORKYS BRUNCH(ヨーキーズブランチ)」などを展開する。
同ブランドは新業態として、伊トスカーナ州を代表する菓子を看板商品に、昨年11月大阪市にオープンした。毎日店で粉から生地を手作りして提供する。店長の東博人さんは「ドーナツという老若男女に愛されるスイーツを提供することから、さまざまな世代が住み、流行感度も高いと感じる吉祥寺に出店した」と話す。
メニューはプレーン(302円)のほか、生クリームとカスタードを合わせた「クレマ」(410円)、ピスタチオクリームを入れた「ピスタチオ」(486円)、「チョコ」(496円)など定番6種類、和風に仕上げた「黒蜜きなこ」「あんクリーム」(以上453円)の期間限定(取材時)2種の全9種類を用意する。
東さんは「生地とクリームのふわっと、ジュワッとした食感が好評で、手土産にする人や自分用に1つだけ購入する人、ファミリーなどさまざまな世代の人に来てもらっている。ほぼ毎日売り切れるほどで、人気の『クレマ』は1日約200個提供している」と話す。
同店と並んでクレープ専門店「YORKYS Creperie(ヨーキーズクレープリー)」も同日、オープンした。「北海道産のクリームを使ったむっちりとした生地をベースにしている。巻いたクレープの上にカスタードクリームをのせてバーナーであぶった『クレームブリュレ』や『イチゴとマンゴー』などは、パフェのような雰囲気もあって人気がある」と東さん。
営業時間は11時~21時(ヨーキーズクレープリーは10時から)。