「ローカルワークデザイン講座in多摩」第2期が7月8日、「デジタルハリウッドSTUDIO」(武蔵野市吉祥寺南町1)で開講される。主催は同所を運営するデジタルハリウッド(千代田区)と多摩エリアを中心に情報発信を続けるけやき出版(立川市)。
1月に初開講した第1期も2者が共同で開講。第2期では、「多摩に住んで、多摩で仕事する」をテーマに、地域性を理解し、多摩エリアの立地から考える仕事のスキルとマインドを2カ月で学んでもらうという。
デジタルハリウッドの広報担当者は「コロナ禍で在宅勤務が進み、都心から離れ地域に根付いて仕事する人も増えている。多摩エリアには大手上場から中小企業まで多くの会社があり、クリエーティブ案件のニーズがあるものの、受注発注などクリエーティブ業務に慣れていない企業も少なくない」と話す。
講座では多摩エリアに拠点を置く企業2社を招き、クライアントワークを各社コンペ形式で実施し、ヒヤリングからプレゼンテーションまで一連の流れを体験してもらう。併せて、目指すクリエーターについて考えるワークや数値的指標、目標設定方法も学ぶ。講座修了後は、採用マッチングイベントで多摩エリアの企業のみが参加する「クリエイターズオーディションin多摩」へ出場できるようにする。
講座は全6回で、現在、受講生を募集している。受講料は一般=9万9,000円(在校生は8万8,000円)。定員は10人。受講希望者に向けた無料体験講座イベントを実施する。