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吉祥寺・井の頭公園近くの「オイスターラバーズ」、コロナ禍乗り越え10周年

産地直送の生ガキを前にほほ笑む店主の永井洋介さん

産地直送の生ガキを前にほほ笑む店主の永井洋介さん

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 吉祥寺・井の頭公園近くのオイスターバー「OYSTER LOVER’S(オイスターラバーズ)」(武蔵野市吉祥寺南町1、TEL 0422-29-8563)が4月22日で10周年を迎える。

吉祥寺じぞうビル1階に店を構える「OYSTER LOVER’S」の外観

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 店主の永井洋介さんが「カキを愛する人のための店を作りたい」と店名を「OYSTER LOVER’S」とし、2013(平成25)年にオープンした同店。永井さんは23歳からすし職人として、北米のアジア料理レストランで5年間働いた経歴を持つ。貝が好きで勉強していたとき、「西洋では海産物の生食は敬遠されるのに、カキだけは生を食事の前に飲みながら軽く食べる」というオイスターバーの文化に触れた。29歳で独立を考えたとき、「食材に力のあるもので勝負しよう」とカキを使うことを選んだという。日本に戻り、カキを扱う店で39歳までの3年半修業修行した後、オープンにこぎ着けた。出店場所は出身地で土地勘もある吉祥寺にと考えていたところ、秋祭りを中心とした地域活動を一緒にしていた縁で「吉祥寺じぞうビル」のオープニングパーティーに招待された。その席で、責任者に声を掛けたところ空きがあったため、同ビルへの出店を決めたという。

 「10年前はまだオイスターバーは少なく、都会的で高いというイメージがあった。吉祥寺は庶民的な街なので、庶民的な価格で提供したいと始めた」と振り返る。「お客さまは以前から御殿山や三鷹など井の頭公園周辺に住む人が多い」とも。

 店舗面積は45平方メートル。2方を透明なビニールシートで囲ったテラスに12席、厨房前にカウンター5席を用意する。

 メニューはシーズンごとに旬のものを永井さんが選んで仕入れるカキを常時3~5種類用意する。兵庫・室津(429円)、熊本・天草(594円)、岩ガキの長崎・五島列島(759円)など。「カキを食べる文化を定着させたい」とハッピーアワーの平日16時~19時(土曜・日曜・祝日は14時~17時)、カキ2個と好きなドリンク1杯の「オイラバセット」(1,210円)を提供。他にカキのペンネグラタン(858円)、スモークオイスター(319円)、岩ガキのフライ(660円、季節限定)など。レバーパテ(528円)、ガーリックシュリンプ、パクチーサラダ(以上858円)なども用意する。

 ドリンクはカキに合わせたスパークリングワイン(グラス649円)、シャブリラ・ピエレレ(グラス1,089円、ボトル5,390円)、生ビール(649円)、白州ハイボール(935円)、ざくろ酢サワー、ユズ蜜サワーなど(以上550円)。ソフトドリンクはワイナリーのグレープジュース、コーン茶、ジンジャエールなど(以上440円)。

 「コロナ禍に入った3年前からサラリーマンの飲み会が減ったり、酒を飲まないファミリーが増えたりして、人の流れが変わった」と永井さん。「酒類の提供禁止と営業時間の短縮から、平日のオープンを17時から16時に変えて乗り切ったが、昼に酒を飲むニーズがあり、そのまま定着している」と話す。「時代は移り変わってきたが、これからもずっと、カキ好きの人のための店であり続けたい。開放的なテラス席で新鮮なカキを味わってもらえたら」と来店を呼びかける。

 営業時間は16時~23時(土曜・日曜・祝日は14時から)。

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