おこわ専門店「おこわ米八」と餅専門店「祝や」の本店「祝や米八」(武蔵野市吉祥寺南町1)が4月30日、井の頭公園近くにオープンする。
もち米は山形県産特別栽培米「ヒメノモチ」を使い、特別栽培米・有機栽培米の中から「糖度、白度などにこだわったものを使う」という。
職人が一つ一つ「手ちぎり」する「ちぎり餅」や、手のしで一枚一枚作る「のし餅」をはじめ、天然ヨモギを使った色鮮やかな「草餅」、黒須きなこを使った「きなこ」は、波照間産の黒糖を、店の釜で煮た後、個別の小さな容器に入れた黒蜜も付ける。餡(あん)は、北海道産特別小豆「豊祝」を使い、3日がかりで練り上げたもの。他に赤飯は、岡山産の備中だるまささげや、「和栗おこわ」は和栗と蔵人が作る生じょうゆを使う。
店内は、「祝や米八」のシンボルツリーとして柳の木を配し、メニューは全て手書き。蔵を改造したギャラリーも併設する。「祝や米八」の女将、高田さんは「いずれ、ギャラリーと商品の餅を使ったコラボなど、さまざまなイベントを開いていきたい」と意気込みを見せる。
営業時間は毎月1日と土曜・日曜、10時~17時。。グランドオープンまではプレオープン営業中。