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吉祥寺にオリジナルブランドの直営店「トビラ」 併設カフェでカレーも

中道通りから路地を入った道沿いで営業する「to bi ra(トビラ)」の外観

中道通りから路地を入った道沿いで営業する「to bi ra(トビラ)」の外観

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 吉祥寺の中道通りから2本目の路地を入った道沿いに、オリジナルブランドの洋服や雑貨を販売しカフェを併設するショップ「to bi ra(トビラ)」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 080-4755-4987)がオープンして半年が過ぎた。

色とりどりオリジナルブランドのワンピース

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 輸入卸「フレンズヒル」(新宿区)が経営する直営店で、2020年8月、戸越銀座商店街にオープンした「kocage(コカゲ)」に次いで2店舗目。雑貨の輸入は親会社の「トモ・コーポレーション」(江東区)が行う。

 店名について、店長でバイヤーの勝政美紀さんは「世界の手仕事とつながる扉、たくさんのお客さまとつながる扉、新しいコト、モノに出合える扉、フレンズヒルの新しいチャレンジへの扉になるようにという思いを込めた」と話す。扉の中への「案内役」には「各国で街一番の情報通」の「猫」を選んだという。

 「世界各国に残る職人が作るアイテムを背景や文化とともに伝えたい」と「街そのものの魅力があり、販売する商品が街に合いそうだ」と吉祥寺を選んだという。「半年たって、顔なじみのお客さまも増えてきた」と勝政さん。

 場所は中道通りへ2021年3月に移転した「カンタベリーオブニュージーランド吉祥寺店」跡で、店舗面積は約30平方メートル。カフェスペースには「吉祥寺で洋服を見た後に一休みできる場所を提供したい」とカウンター3席、テーブル4卓と椅子8脚を用意する。カフェのメニューは、バナナケーキ(500円)、オーガニックコーヒー(400円)、アイスクリーム(300円)など。4月から土曜・日曜に自家製カレーの提供を始めた。有機野菜入りキーマカレー(1,000円)など。

 店内では刺しゅうやブロックプリント(木版染め)などインドの手仕事を取り入れたオリジナルブランド「メモワール」のワンピースやパンツなどや雑貨など約20種類、1000点を販売する。商品は全て社内デザイナーがデサインし、パターンを作り、多くをインドで生産する。ジェルネイルやエッセンシャルオイルを使う講座や季節ごとにワークショップを毎月開催。7月は、21日=オリジナルネックレス作り、29日=インドのブロックプリント生地でトートバッグ作りなど。

 勝政さんは「吉祥寺にお住まいの方にも、遠方から初めて足を運ばれる方にも、当店での買い物や体験を楽しんでもらい、また行きたいと思っていただけるようなおもてなしを心がけていきたい」と来店を呼びかける。

 営業時間は11時~19時。

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