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吉祥寺など3会場で「トウキョウ ドキュメンタリー フォト」展 初めて女性写真家も参加

「TOKYO DOCUMENTARY PHOTO 2022」に参加する写真家らの作品

「TOKYO DOCUMENTARY PHOTO 2022」に参加する写真家らの作品

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 ドキュメンタリー中心の写真展「TOKYO DOCUMENTARY PHOTO(トウキョウ ドキュメンタリー フォト) 2022」が6月21日、「キチジョウジギャラリー」(三鷹市井の頭3)、「GALLERY KAI」(武蔵野市吉祥寺南町1)、「半山ギャラリー」(世田谷区松原1)の3会場で始まる。

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 「自分たちが撮影した作品をさまざまな人たちに伝えたい、その発表する場を作り上げていきたい」という理念の下、2017(平成29)年から続けてきた写真展。6回目を迎える今回は12人の写真家が参加する。

 写真家の冨永晋さんは「発表・未発表に限らず、フィールドに出て拾い集めてきた声にならない声、目撃してきた自分しか知らない事実を人々に伝達することにより社会に還元していく。そうしたことを喜び、原動力、生きがいとして集まった」と話す。

 参加する写真家は冨永さんのほか、木村孝さん、中条望さん、丸山耕さん(以上GALLERY KAI)、神永悦史さん、川畑嘉文さん、紀成道さん、龍神孝介さん(以上キチジョウジギャラリー)、齊藤小弥太さん、張ぎょくさん、豊田有希さん、山下裕さん(以上半山ギャラリー)。

 「今回、水俣を撮影している豊田有希さんが初めて参加してくれる。1回目から毎回女性の写真家にも声をかけてきたが、ようやく参加してくれる人に会うことができて良かった」と冨永さん。

 「ドキュメンタリー写真家の発表の場は減ってきているが、発表する場を新たに作ることで、社会に新しい視点・風を吹かせられるのではないかと考えている。ドキュメンタリーとは何か、社会とは何かをみんなで考えていける場になれば」と意気込む。

 開催時間は12時~19時(最終日は18時まで)。入場無料。今月26日まで。25日12時~17時には「GALLERY KAI」で参加写真家たちがポートフォリオレビューを行う。定員は最大10人。

※張ぎょくさんのぎょくは金へんに玉

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