台湾カステラ専門店「名東(めいとう)」が6月10日、「キラリナ京王吉祥寺」(武蔵野市吉祥寺南町2)2階にオープンした。日本1号店。
2009年に台湾の台南に開業し、自店の味を保つためこれまで1店舗のみ運営してきた。台湾で納得のいく味、食感を求め50を超える台湾カステラを試食したフークル(港区)が、同店に出合い3年かけて出店の承諾を得たという。
専務取締役の小峯祐一郎さんは「台南の片田舎にありながらも常に行列している。出店地は商業性と居住性の2つの側面を持ち、舌が肥えた人も多く住んでいる吉祥寺で事業性を確認したいと決めた」と話す。
シンプルに生地の味が楽しめる「オリジナル」(1,058円)のほか、自家製のクリームをサンドしたタイプなど全7種類の中から日替わりで3種類を販売する。地元でも人気という「かぼちゃチーズ」(1,382円)は生地にふんだんにカボチャを練り込み、チーズとカボチャの種をトッピングする。
ほかに自家製レモンクリームをサンドした「エンジェルレモン」や、ビターなカステラ生地に濃厚な甘さの自家製チョコレートクリームをサンドした「チョコレート」、アールグレーティーを使った「紅茶」なども。
「最大の特徴であるフワフワでシュワシュワな食感を楽しんでもらえたら」と呼びかける。
営業時間は10時~21時(当面の間、混雑緩和のため9時40分から入店のための券を配布)