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吉祥寺の「Rojiura Curry SAMURAI.」が5周年 裏路地で札幌スープカレーの味

オープンテラスを備えた「Rojiura Curry SAMURAI. 吉祥寺店」の入り口

オープンテラスを備えた「Rojiura Curry SAMURAI. 吉祥寺店」の入り口

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 吉祥寺東急裏の昭和通り沿いで札幌発のスープカレーを提供する専門店「Rojiura Curry SAMURAI. (路地裏カリィ侍.)吉祥寺店」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-27-6043)が8月25日、5周年を迎えた。

10月の吉祥寺カレーフェスに出品。店でも販売する鶏白湯スープを使ったカレー(写真提供=出川良則さん)

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 同店は2009(平成21)年、「関わる人を食で笑顔にしたい。心に一輪の花を咲かせられたら」と社長の川端昌志さんが立ち上げたソウルフラワー(北海道札幌市)が経営。北海道と東京を中心に全国19店舗を展開し、他に野菜ペーストを加えたカレーを三日月型に盛り付る「Mikazuki Curry AMURAI.」「スパイスラーメン点と線.」を展開する。

 店名の「SAMURAI.」は川端さんの実家が「士別」で、「士」を「さむらい」と読むことにちなんで付けたという。漢字には別字の「侍」を当てた。場所は27年続いたフレンチレストラン「Mariage(マリアージュ」跡。関東エリア副総括マネジャーで店長の出川良則さんは「吉祥寺店も路地裏にひっそりある行列店にしたい」と、駅から離れた路地裏で店を続けてきたと話す。

 店舗面積は約120平方メートル。テーブル席、板張りの小上がり、テラス席も用意する。定番メニューはトッピング野菜が日替わりの「「チキンと一日分の野菜20品目」(1,650円)。注文は「パリパリか柔らか」の骨付きチキンか豚角煮2個から、スープを4種類から、辛さを10段階から、それぞれ選び、ライスの量を指定する。他に野菜13品目が入り、トッピングが選べる「侍.まつり」(3種1,650円、4種1,815円)も提供。追加トッピングは「ひきわり納豆」(150円)、ガーリック味の「サクサクブロッコリー」(250円)、「侍.ザンギ」(2個300円)など。

 8月は5周年記念の「スペシャルレッドカレー」を販売するなど、毎月、スープかトッピングを工夫した独自のカレーを提供する同店。「10月は吉祥寺で開催のカレーフェスに出品するため、姉妹店『点と線.』監修の濃厚な鶏白湯スープと低温調理した豚肩ロースを使ったカレーを提供する」と出川さん。店での提供は10月22日~31日で、価格は未定。

 吉祥寺の街で5周年を迎える中、コロナ禍で「やれることは何でもやろう」と昨年7月ごろ、オンラインショップを立ち上げた。以前から店舗販売していたレトルトスープカレー(880円)に加え、「三日月カリィ」のルーをベースに作った3種類のカレー缶詰(バターチキン740円など)、オリジナルスパイスセット(黄・赤 各20グラム00円)などを販売する。

 出川さんは「店のテーマである『ボクラノツクルカタチデ ドコカノダレカガ エガオ二ナルヨウニ』と『善き人であれ』を実践して、客足が絶えない地域に欠かせない店づくりをしていきたい」と、これからの展開に意気込みを見せる。

 現在の営業時間は11時30分~15時30分(ランチ)、17時30分~20時(ディナー)。

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