「住みたい街ランキング」で吉祥寺が4年連続1位になった。調査したのは、ガーラマンションシリーズを展開する「FJネクスト」(新宿区)。首都圏在住、20~30代の単身生活者男女2000人を対象にネット調査を行った。2018(平成30)年から実施し、今年で4年目となる。
「今、住みたい街は?」については、調査開始の2018年から4年連続で吉祥寺がトップ。続いて横浜、新宿、恵比寿も4年連続で上位にランクイン。池袋が9位から4位に躍進して恵比寿と並ぶ結果となった。同アンケートでは、得票数で2位以下を大きく引き離しており、吉祥寺が単身者からの支持が盤石であることが分かる。
「単身者が住みやすい街」アンケートでは、前年に続き2年連続で1位を獲得。(2018年=3位、2019年=4位、2020年=1位、2021年=1位)
吉祥寺がいつも上位にランクインする理由について、エフ・ジェー・ネクストの須之内さんは「アクセスの良さ、商業施設などの駅周辺の利便性に加え、井の頭恩賜公園をはじめとした武蔵野の自然などもあり、利便性と自然のバランスが評価されている点が挙げられる。『おしゃれ』=『吉祥寺』というブランドが世間に根付いている点も挙げられる」と分析。
さらに、「住みたい街ランキング上位常連の吉祥寺はもちろんのこと、全体的にも、北千住・赤羽・高円寺のような単身者特有のトレンドが現れる調査アンケートになった。今後も、首都圏単身者の住環境のトレンドを調査するシリーズとして続けていく」と話す。