世界各地の朝ご飯を提供する「WORLD BREAKFAST ALLDAY(ワールド・ブレックファスト・オールデイ)」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-27-6582)が現在、「フランスおでん」のテークアウトを行っている。
「フランスおでん」の提灯をあしらった「WORLD BREAKFAST ALLDAY」吉祥寺店の外観
吉祥寺店限定企画。「シュークルート」というフランスを代表する煮込み料理で、発酵させたキャベツ(ザワークラウト)と肉や野菜をスパイス、ハーブを入れた鍋で長時間煮込んで作る。運営するステープル(渋谷区)社長の木村顕さんは「見た目だけでなく、その大衆的な存在が日本の『おでん』のような存在。我慢が続くこの時期に、それぞれの家庭で楽しんでもらえたらと企画した」と振り返る。
「温かい状態でお渡ししているが、自宅で温め直してもらっても。おいしいだけでなく、おなかにも優しい。食べて体と心を温めてもらえたら」とも。バゲット付きで1人前1,200円。テークアウトでのみ販売する。
同店では1月31日まで特集するチェコの朝ご飯特集に続き、2月3日から「フィンランドの朝ごはん」を特集する。スペシャルメニューではワンプレートに、ミルクがゆをライ麦の生地で包んだパイに、卵とバターで作るムナボイを載せた「カルヤランピーラッカ」、ビーツやジャガイモをサワークリームであえたサラダ「ロリッソ」、フィンランドでよく食べられているアンズ茸などを使ったキノコソテーとスモークサーモンを盛り合わせる。「ほかに北欧で『木曜日に食べるスープ』として昔から食べられている『ヘルネケイット』や、この季節に食べられている菓子パン『ラスキアイスプッラ』も用意する予定」と木村さん。協力はフィンエアー(フィンランド航空)。3月31日まで。
営業時間は7時30分~20時。フランスおでんは2月7日まで。