さまざまな講師を招いて行うZoomオンライン講座「武蔵野ではじめよう!!~フードバンクって何?」が11月22日から開催される。
フードバンクZoom講座実行委員会が主催し、成蹊大学ボランティア支援センター登録団体「RootSeikei」協力の下、フードロス削減と食のセーフティーネットに取り組み、助け合う気持ちや食品を分かち合う活動、フードバンクについての講座を提供する。全3回各日2講座、計6講座を予定する。
担当者は「武蔵野市でのフードバンクの設立を目的に、三鷹市、武蔵野市などで実際にフードバンクに関わる活動する人の話を聞いて興味を持ってもらえたらと講座を企画した。全講座終了後、有志によるフードバンク設立準備会も実施する」と話す。
22日14時~はフードバンク活動の推進を通して「食品ロス削減、貧困問題が解決される社会」を目指す活動を続ける全国フードバンク推進協議会事務局長・米山広明さんが「フードバンク活動ってなに?」をテーマに登壇。15時~は武蔵野市環境部ごみ総合対策課・管理計画係計画担当係長の有居中央さんが「武蔵野市のごみ問題と食品ロス削減について」話す。
2回目となる29日は「官民連携のフードバンク」(講師はフードバンクいたばし代表で寺院住職の藤村行一さん)と、武蔵野市で子どもから大人まで気軽に参加できる「コミュニティ食堂」を手掛ける山田一孝さんによる「武蔵野でフードバンクに期待するもの」。
12月6日は「子ども食堂とフードバンク」「子どもの貧困とフードバンク」と題し、講師はそれぞれ、三鷹市を拠点に活動する居場所づくりプロジェクトだんだん・ばぁ理事長の加藤雅江さんと、フードバンクTAMA事務局長の柴田晴一郎さん。柴田さんは日野市・立川市・多摩市と連携し、50カ所以上の児童福祉施設、子ども食堂への食品提供活動に取り組んでいる。
当日は開始10分前から入室可能。受講者の定員は80人。参加無料。要申し込み。