阿佐ヶ谷神明宮（杉並区阿佐谷北 1）の境内で8月4日～5日、阿佐ヶ谷バリ舞踊祭「太陽のパルス」が開催される。

　同イベントは毎年「阿佐ヶ谷七夕祭り」期間中に行われるバリ舞踊の上演会で、延べ100人を超える舞踊家・演奏家が出演し、インドネシア・バリ島の踊りやガムラン演奏を繰り広げる。「阿佐ヶ谷七夕祭り」はJR中央線阿佐ケ谷駅南口から青梅街道へと続く「パールセンター商店街」を中心に、各商店街が趣向を凝らす夏の風物詩。今年は8月4日～8日の5日間開催される。

　2002年からスタートした同イベントは、同祭実行委員会が、在日インドネシア共和国大使館や杉並区文化協会の後援や地元商店街の協力を得ながら運営するもので、今年で6回目を迎える。同委員会の松重さんは「開催6年目となる今年は、これまで以上に多彩な演目がそろい、バリの舞踊と音楽の魅力を伝えることができる」という。

　演目の内容について松重さんは「1日目は、儀式の踊りから近年の創作曲まで、バリ舞踊の幅広い踊りの表現が中心。2日目はフル編成のダイナミックなガムラン演奏や、バリ島でもなかなか見ることのできないガンブー（バリ古典舞踊劇）などが見どころ」と話す。当日はインドネシアビール、インドネシア食品の販売、バリ雑貨販売、ミニエステなど、バラエティーに富んだ出店もある。

　松重さんは「阿佐ヶ谷にいながらバリ島にいるような気分になれる2日間を、ぜひ大勢の方々に楽しんでほしい」と意気込みを見せる。両日とも開演は17時。小雨決行、雨天中止。

阿佐ヶ谷バリ舞踊祭HP