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武蔵野市を「ボッチャ」の聖地に 来年大会開催に向けて

ジャパンパラボッチャ大会

ジャパンパラボッチャ大会

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 武蔵野総合体育館(武蔵野市吉祥寺北町5)で3月14日に、開催予定だった「ボッチャ東京カップ2020」は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となったが、主催する日本ボッチャ協会は来年の大会も会場を同体育館とし、概要を発表した。
同協会では、「来年は『ボッチャ東京カップ2021』として3月13・14日に、出場チームを24から36に増やす。武蔵野市が「ボッチャの聖地」と呼ばれるように大会を育てたい」とコメント。ボッチャ日本代表「火の玉ジャパン」率いる村上監督も「ゆくゆくは東京カップ王者とパラリンピック優勝チームが対戦する世界一決定戦を実現し、『ボッチャ』を東京から世界に発信したい」と意気込みを語った。
 同市では、2017年に日本初のボッチャの国際大会である「2017ジャパンパラボッチャ競技大会」が武蔵野総合体育館で開催されたことを皮切りに、翌年からは毎年「ボッチャ東京カップ」の予選・本戦の会場となり、昨年から一般、大学、小学生などの予選が開かれるようになった。また、市独自に「ボッチャ武蔵野カップ」も開催している。
これらの経緯を経て、今年2月に多摩地域の全ての市と町が参加する「第1回東京都市町村ボッチャ大会」が、同体育館で行われた。パラリンピック教育支援として、希望する市立小中学校に対して同協会の協力によるボッチャ競技の出張講座も行うなど、競技普及にも深く関わる。
 同市企画調整課オリンピック・パラリンピック担当課長の宮本さんは「このような取組みを通じて、市内でも『ボッチャ』に対する注目は広がってきていると感じている。これからも、だれもが楽しめるユニバーサルなスポーツ『ボッチャ』の魅力を広めていけたら」と話す。

武蔵野市を「ボッチャ」の聖地に 来年大会開催に向けて

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