吉祥寺生まれの「ココロ化粧品」オリジナル製品第2弾となるフェースマスク「あんず美人ますく」が、「第6回むさしのプレミアム」の商品に認定された。商品を手掛けるのは市内に拠点を置くYSK。
2014(平成26)年に始まった「むさしのプレミアム」は、武蔵野市発の地域ブランドの確立と地域活性化の推進を目指し、同市観光機構が認定した武蔵野らしい商品に付与するもの。食品部門と食品以外の2部門があり、内外へ土産品として広く紹介する。今回は14商品が新たに認定された。
同社は「肌に人に環境に優しい」をコンセプトに、基礎化粧品やヘアケア商品などの企画、開発を行い、マスクにはアンズのオイル(アンズ核油)を使う。代表の吉岡洋子さんは「あまり聞きなれないかもしれないが、アンズの核は昔から生薬として漢方に使われている。種の核部分を絞ったオイルは肌の代謝を促進し、アンチエージング向けの成分も注目されている」と話す。ほかにカミツレ、アロエ、スクワラン、コラーゲン、ハトムギ、プラセンタなどを配合する。
「30~60代と幅広い年齢層の方が使ってくださっている。女性だけでなく思っていた以上に、肌を傷めているなどの理由から利用される男性の方も多い」と吉岡さん。吉岡さん自身も吉祥寺生まれ、吉祥寺育ちで、地元ゆかりのイベントなどに参加するほか「吉祥寺シンデレラプロジェクト」にも関わる。「吉祥寺の美容室『Hair Salon Sorcier』オーナーの笠木ルミ子さん、着物服のデザインなどを行う服飾デザイナーの三村はじめさんらが手掛ける、地元から美しい女性を輝かせるプロジェクト。参加する方に当社もフェイスマスクなど商品を進呈している」と話す。
第1弾となるオリジナル製品「あんず美人石鹸(ナチュラルピュアソープ)」も第1回の認定商品。「アンズオイル配合の基礎化粧品を展開している会社は国内にはあまりないのでは。ニッチなものから地元を盛り上げられれば」と期待を込める。
認定商品として「吉祥寺東急REIホテル」4階フロントほかで販売。併せて認定品を掲載した「おみやげ(プレミアム)手帳」が来年1月末ごろ発行される予定。