武蔵野総合体育館メインアリーナ(武蔵野市吉祥寺北町5)で、8月25日に「ボッチャ武蔵野カップ2019」が実施された。主催は、武蔵野市、武蔵野市教育委員会。
「ボッチャ」はパラリンピック正式種目に認定された競技。ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青それぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競う。「頭脳スポーツ」とも言われるが、子どもから高齢者まで障がいの有無にかかわらず競技を楽しめるので、人気が高い。
小学生以上なら初心者でも参加でき、特設コートによるレクリエーションルールで行われた。1チーム3人以上で構成され、全24チームで行われた。3チームずつ8組に分かれて総当たり戦の予選リーグ、決勝トーナメントと進み、白熱した展開に。「チーム武蔵野rosso」が優勝した。優勝チームは「東京都市町村ボッチャ選手権大会」(2020年2月16日開催)「BOCCIA TOKYO CUP2020」(2020年3月15日開催)に、準優勝チームも「東京都市町村ボッチャ選手権大会」に出場する。
オリンピック・パラリンピック担当課長の宮本さんは、「昨年第1回を開催して大好評だったボッチャ武蔵野カップを、今年も開催しました。小学生チームが準優勝に、障がいのある方のチームが3位になるなど、まさにインクルーシブな大会として、大きな盛り上がりを見せました。2020年以後も残るレガシーとして続けていきたい」と話す。
今後、9月8日は「Sports for All カヌー」、9月20日はラグビーワールドカップ2019開幕戦に市民応援団派遣などのイベントを行う。