吉祥寺の「キチジョウジギャラリー」(三鷹市井の頭3、TEL 0422-48-3112)と「GALLERY KAI(ギャラリー会)」(武蔵野市吉祥寺南町1、TEL 0422-43-1750)で6月25日から、ドキュメンタリー写真展「Tokyo Documentary Photo 2019」が開催される。
同展は、ドキュメンタリー写真を撮影する写真家によるフォトフェスティバル。撮影した作品をさまざまな人たちに伝えるため、発表する場を設け、社会に新しい視点を提示していきたいという目的で2017年、始まった。
3回目となる今回は2会場で9人の写真家が作品を発表する。「ドキュメンタリーとは何か?社会とは何か?」をテーマに。「写真を通じて、普段は見ることがない世界を知り、写真の奥にあるメッセージを受け取ることを目指した」という。出品作家の冨永晋さんは「発表・未発表に限らず、フィールドに出て拾い集めてきた声にならない声や、目撃してきた写真家しか知らない事実を人々に伝達することにより、社会に還元していきたい」と話す。
日経ナショナルジオグラフィック写真賞ピープル部門優秀賞の龍神孝介さんや丸山耕さん、日本写真協会賞・新人賞受賞の鶴崎燃さん、IFJ 日本賞2018 奨励賞の川畑嘉文さんなどの写真家が参加する。GALLERY KAIで6月29日13時より、写真家・橋口譲二さんによるポートフォリオレビューを開催。来場者が持ち込んだ作品(ポートフォリオ)に対する講評やアドバイスを受けることができる(参加者募集は終了)。
開廊時間は12時~19時(最終日は18時まで)。入場無料。今月30日まで。