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吉祥寺のセレクトショップ「コンジェペイエ」、10周年で壁絵刷新

10周年を記念してコンジェペイエの側面に描かれたハーブの絵

10周年を記念してコンジェペイエの側面に描かれたハーブの絵

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 吉祥寺の大正通りから路地を入った道沿いでナチュラルでカジュアルな洋品を扱うセレクトショップ「conges payes (コンジェペイエ)」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-23-7622)が9月で10周年を迎えた。

コンジェペイエ10周年記念のコラボーレーションアイテム

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 同店は「MOGA」などの衣服、バッグ、靴、アクセサリーなどの企画・製造・卸を展開するビギ(目黒区)が経営するブランドの一つ。フランス語で「有給休暇」を意味し、全国に14カ所あるが路面店は吉祥寺だけでフラッグシップショップとなる。

 吉祥寺への出店について、広報マネジャーの山之内裕起子さんは「吉祥寺は何だか面白い人たちがいる街。店のコンセプトとなる休日に楽しむリラックス感があってシンプルで飽きのこないアイテムをそろえることを体現する場所として吉祥寺以外は思いつかなかった」と振り返る。

 店内にはトップスやボトムのシャツ、ワンピース、コート、スカート、パンツなどのほか、靴下やバック等をそろえ、2週間ごとに常時ディスプレーを変える。季節ごとにテーマを決めて作るアイテムや半年に1回、作家などとのコラボ商品も販売する。洋服以外も轟木節子さんオリジナルの7種類のハーブをミックスしたアロマスプレーや北海道産小麦粉と全粒粉を使った「マリールゥのパンケーキミックス」など店のコンセプトに合うセレクトアイテムを置く。

 10年目の記念として、店の看板となる白い壁面に5周年で書いたダンスする女の子の絵を「潔く」消し去り花のイラストに変えた。描いたのはオータムフェア2018「simplicity」で架空の「荒野のハーブ」のテキスタイルデザインを9種類書き起こしたイラストレーターの塩川いづみさん。これとは別にテーマを「薬用ハーブ」として「人に寄り添うハーブ・人に役立つハーブ」4点(壁面左からキャラウエー、アニス、綿毛、シナモン)を描いた。5周年に続いての作業で、画材は「ターナー」の屋外用絵具「ネオカラー(黒)」を使った。

 福井桂店長は「東急裏から成城大学方面へと奥まった場所にあるが、新しくなった壁絵を目指して訪れてほしい。ゆったりした空気感の中で過度にぴったりしていないアイテムから自分が気に入ったイメージのものを選んでいただければ」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は10時~19時。火曜定休。オータムフェアは10月14日まで。

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